ニューヨークの地下鉄の治安ビフォーアフター:綺麗で安全に進化中

”ニューヨークの地下鉄に絶対に乗ってはいけない!”と言われていたのは、もう昔のことです!

地下鉄の治安は大幅に改善されました!しかも、便利で綺麗におしゃれに進化しつつあるのです。

だから恐れずに乗ってください。

と言われても見なければ信じられませんよね?

そこで今回は最近のニューヨークの地下鉄がどんなに進化したのかを画像を使って説明しますね。

とは言え、日本の地下鉄に乗るのとまったく同じ安全感覚で乗るにはまだまだ危険が多すぎます!

なので、ニューヨークの地下鉄に乗るときに最低限注意していただきたいこともお伝えしますね。

ニューヨーク地下鉄の昔と今をくらべてみる

まず、下の画像を見てください。

これを見たら昔は”ニューヨークの地下鉄に絶対に乗ってはいけない!”と言われていたワケがわかると思います。

Before:ニューヨークの地下鉄が最も危険だったとき

Photo by By Calonius, Erik

上の画像は”ニューヨークの地下鉄は世界で最も危険な場所だ”と言われていた1970年代の地下鉄です。

落書きは外側の車体だけではなく、車内にも描かれていました。

それでも人がたくさん乗っていますけれども、それはニューヨーク市民の足なので仕方なく利用していたからで、彼らでも深夜に乗ったりすれば犯罪者の餌食にされていました。

ましてや観光客なんかが乗った日には、スリや強盗の格好のターゲットとなったものでした。

Photo by Harrison Leong

 

上の画像はその当時の地下鉄の駅構内です。うーん、ちょっと汚いし、深夜だったらやっぱり怖いですよね。

このようにニューヨークの地下鉄はあやしい雰囲気をもったまま長いこと放置されていたのでした。

しかし1980年代からニューヨーク市が世界中に向けて “I love NY”「アイ・ラブ・ニューヨーク」キャンペーンを始めてから地下鉄の治安が徐々に改善されてきたのです。

私の知る限りでは、1990年代にはもう落書きは消え去っていて、日中に地下鉄に乗る分には観光客でも危険な目にあうことはありませんでした。

また、911以降地下鉄の駅には警官が配置されるようになりましたので、地下鉄内での犯罪がぐっと減りました。

After:ニューヨークの地下鉄はこんなに変わった!

さあこれが2017年1月に開通したばかりのニューヨーク地下鉄の新線、The 2nd Avenue Line「セカンド・アベニュー線」の車体です。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Cathieさん(@iamcathie25)がシェアした投稿

車体には落書きではなくおしゃれでカラフルにペイントされています。

下の画像は「セカンド・アベニュー線」の駅構内です。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Joe Raskinさん(@rochdalian)がシェアした投稿

エスカレーターが設置されていて、昔の駅とは全然違いますよね。

そしてなんともニューヨークっぽいというのが、駅構内の各所に設置されたアートワークです。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Jannine Tanさん(@janninefaetan)がシェアした投稿

どうでしょうか? これを見たら安心して地下鉄に乗れそうですよね。

なお、ニューヨークの地下鉄の乗り方についてはこの記事で詳しく説明してありますので、下の動画と併せてご覧ください。

ニューヨークの地下鉄に初乗車する前に知っておきたい乗り方ガイド

ニューヨークの地下鉄を安全に乗るための7か条

このようにニューヨーク地下鉄の治安は昔と比べたら格段に安全になりました。

けれども、世界一治安のいい国と言われているところから来た私たちの基準からすれば、まだまだ手放しに「安全宣言」をするわけにはいきません。

極度に怖がる必要はありませんけれども、少なくともこの7か条だけは守ってくださいね。

絶対に深夜の地下鉄に乗ってはいけない

ニューヨークの地下鉄は24時間運行していますが、決して、深夜に乗ってはいけません。

数人のグループでいれば大丈夫だろうだとも思わないでください。

安全は確保されないと考えてください。

深夜というのは、午前0時から早朝の4時、5時くらいまでです。

たとえば、ブロードウェイのミュージカルが終わるのは夜の11時近くです。ホテルがブロードウェイ付近にあるのなら歩いて帰っても安全です。

でも、ちょっと離れた場所にあるのなら地下鉄に乗らず、バスを利用してください。バスなら地下鉄よりずっと安全です。

やむをえず深夜0時過ぎに行動しなければならない時はタクシーに乗ってくださいね。

いつも注意していよう

悪い人は常に観光客のスキをねらっています。だから、いつも注意していましょう。

これは地下鉄の中に限らず、観光スポットでも、レストランでもどこでも言えることです。

ですから日本では普通にやっている以下のことはやらないでくださいね。

スマホをずっと見るのはやめる

スマホばっかり見ているとスキがでます。

どうしてもスマホを見る必要がある場合は、連れの人に見張りを頼みましょう。

歩きスマホはもちろんダメです。

悪い人がわざとぶつかって来て、「お前にぶつかったときにメガネ壊れた!高級ブランドものだから弁償しろ!」と言われて詐欺に巻き込まれる可能性があります。

イヤフォンで耳をふさがない

イヤフォンで音楽を聴くなど耳をふさぐのはダメです。危険を察知できません!

リュックやバックは前側に持つ

うしろは無防備になりますのでスリに狙われます。

リュック、カバン、バックは前側に持ちましょう。

後ろポケットに財布を入れないでください。

決して居眠りしてはならない

説明するまでもないですよね。電車の中で安全に居眠りしていられるのは日本だけです。

人前でお金を見せない

これも地下鉄に限らずニューヨークの街ではどこでもそうですが、お店やレストラン以外のところでお金を出すのはやめてください。

ですから、メトロカードは財布に入れておかず、手に持っておくかポケットに入れておきましょう。

メトロカードを買ったりチャージするときも人の多い駅で日中に行いましょう。

待つ場所と乗る場所に注意

地下鉄を待つのに安全な場所は人のいる窓口が近い Off Hours Waiting Area と書いてあるところです。

電車に乗る場所としては、先頭の運転士のいる車両か、車掌のいる最後部車両がいいでしょう。

もしも車内に乗客が極端に少なかったら別の車両に乗ってください。少ないのは何か理由があるはずですから。

ホームの端に立たない

ニューヨークの地下鉄で起こる事故はホームに転落したり、電車に接触したりすることが多いそうです。

故意に後ろから押されて転落することも少なくないらしいですので、決してホームの端に立たないでください。

つねに背中にも目をつけて気をつけていましょう。

目を合わせない

地下鉄構内に書かれた注意書き?”知らない人に微笑まないでください”

嫌な感じの人が乗ってきたら、目を合わせないようにしましょう。

必要とあらばいったん降りるか、隣の車両に移りましょう。

まとめ

いかがでしたか。ニューヨークの地下鉄の治安はすごく良くなりました。新線も開通してキレイで安全な電車が走るようになっていますので、もう恐れる必要はありません。

でも、日本の治安とくらべたらまだまだ安全だとは言えませんので、深夜には乗らず、いつも油断せずに気をつけていてくださいね。

そうすればニューヨークの観光はとてもエキサイティングで面白いものになりますので大いに地下鉄を乗りこなしてくださいね。

 

コメントは受け付けていません。