ニューヨークでパスポートを紛失!すぐにやること2つ!持ち歩くの必要?

ニューヨーク観光中にパスポートがなくなった! 落とした? どこかに忘れてきちゃった? いや、盗まれたのかも?

そんなときはまず落ち着いてもう一度よく身の回りを探しましょう。

それでも無い! 見つからない!! どうしよう!!!

それでも慌てず、まずどこかに腰をおろしてこの記事の前半部分を読んでください。

帰国することはできますから。

でも、そもそもニューヨークではパスポートを持ち歩かない方がいいのです。

なのでニューヨークでパスポートを紛失しない、盗まれないための心得とコツについても説明します。

ニューヨーク旅行中にパスポートがなくなった!すぐにすることは?

パスポートがなくなっても慌てないでください。

帰国できなくなるようなことはありませんし、大きな損害にはなりません。

警察署に届け出て「ポリス・レポート」をもらい、

身分証明書・写真・ESTA・航空券を持ってニューヨーク総領事館に行けば、

あなたを帰国させてくれる帰国のための渡航書がその日のうちに発行されますから。

ちょっと面倒ですが誰にでもできます。落ち着いて一つ一つやっていきましょう。

以下に必要な手続きと書類について詳しく説明しますね。

盗まれた場合

置き引きにあった、スられた、ひったくられた、脅されて持って行かれてしまったなどの場合は、

すぐに警察に連絡しましょう。

お店にいたら、店の主人に警察に連絡を頼みましょう。

野外の場合、近くに警官がいたら呼びましょう。

“My bag was stolen! Please help me. ” 

でも、英語が話せない。通じない。
お店の人が取り合ってくれない。
近くに警官がいない。
ニューヨーク総領事館に電話をして相談してください。
電話(代表): 1-212-371-8222
電話取次時間は、土日及び休館日を除く午前9時30分から午後5時30分ですが、緊急の場合は24時間対応してくれます。

その後は、警察で被害届を出して「ポリス・レポート」(被害報告書)を作成してもらい、ニューヨーク総領事館にパスポートの再発給の手続きに行きます。

「ポリス・レポート」をその場で発行してもらえない場合は、
届出完了時に発行される
「Incident Report/Complaint Number」を教えてもらってください。

パスポートの再発給手続きに必要な書類などについては後で説明します。

紛失した場合

まず、ニューヨーク総領事館に電話して相談してください。

その後は、盗難と同じく、

1.最寄りの警察に行って「ポリス・レポート」を作成してもらう。

2.ポリスレポートを持って、ニューヨーク総領事館に行く。

警察に行く前にするべきこと

パスポートが盗まれた、またはなくなったことに気がついた場所や、なくなったと思われる場所の住所を必ずメモしてください。

レストランだったら、店の名前、住所、電話番号を、道端だったらストリートとアベニュー、最寄りの建物の番地など。

スマホやデジカメでその場所の写真をストリート番号や住所が分かるように撮影しておくと事故の被害届に記入するときに役立ちます。

*ニューヨークの街角には必ずストリートとアベニューが記載された柱が立っています。建物には番号が書かれていますので、それが写り込むように写真を撮ってください。

ニューヨークで最寄りの警察を探す方法

タイムズスクエアの警察署

パスポートが盗難にあったり紛失したときには、事件が発生した場所を管轄する最寄りの警察に行って「ポリス・レポート」を発行してもらう必要があります。

でも「最寄りの警察ってどこにあるか分からない!」ですよね?

そしたら、宿泊しているホテルとか、外出先なら周りを見渡して警官がいれば警官に、いなければ商店の店員に尋ねてください。

「最寄りの警察はどこですか?」 Where is the nearest police department? 

最寄りの警察を探すサイトもあります。

ニューヨーク市警管轄署検索

地図の左上にある検索枠に、住所を入力すると最寄りの警察署が示されます。

Times Squareなど有名な場所であれば、場所の名前を入力するだけでも大丈夫です。

警察では何て言えばいいの?

警察には来たものの、「ポリス・レポート」を発行してもらうためになんて言っていいか分からないですよね?

英語の達者な友人についてきてもらえればいいのですが、そういう人がいなければ、ニューヨーク総領事館が作成してくれた「被害届依頼書」をプリントして記入して提出しましょう。

プリントできなければ、ここに書いてある日本語を頼りにして、警察が用意した書類に書き込んでください。

ニューヨーク総領事館作成の「被害届作成依頼書」

なお、紛失した場合でもポリス・レポートを作成してもらう必要がありますから絶対にもらってきてください。

ポリス・レポートを確実に発行してもらおう

ポリス・レポートを領事館に提出しなければ、パスポートの再発給はかないません。なので絶対に「ポリス・レポート」を発行してもらいましょう。

ただし、盗難被害や紛失を届け出ても、すぐにその場で発行してもらえないことがあるようです。

“Come back tomorrow.”「明日来てくれ」などと言われたら、必ず「Incident Report/Complaint Number」を教えてもらってください。

また、日本領事館から発行した「領事レター」が無いと警察署へ届出が出来ないことがあるそうです。

なので事前にできれば事件発生場所を管轄する警察署へ問合せをして、「領事レター」が必要かどうか聞いてくださいとニューヨーク総領事館からのアドバイスがあります。

でも、事前に問合せと言っても電話することしかできないので、これまた何と言っていいのか分からないですよね。

だからとにかく警察に行ってしまった方がいいと思います。

なお、「領事レター」が必要な場合はニューヨーク総領事館の窓口で申し出てくださいとのことです。

ポリス・レポートのコピーを取っておこう

「ポリス・レポート」は海外旅行保険の携行品損害保険の請求するときに原本が必要となります。

なので領事館に提出する前にコピーを1通取っておき、領事館では原本を提出せず「海外旅行保険の請求に原本が必要なので、提出はコピーでいいですか?」と尋ねてください。

パスポートを早急に発給してもらうことはできるのか?

残念ながら、早急にパスポートを再取得することはできません。

何故なら、パスポートを再取得するには、戸籍謄(抄)本を日本から取り寄せる必要があるからで、申請から交付には約1週間かかります

😱えーっ、それじゃあ帰りの飛行機に乗れないの!?
ニューヨーク観光に来ている人の多くは4泊6日の滞在日程を組んでいますよね。パスポートの再発給に1週間もかかるということは、もはや予約している帰国便で帰れる可能性がないということになってしまいます。
パスポートではなく「帰国のための渡航書」で帰国できます!
パスポートの紛失や盗難にあった場合、パスポートに代わる「帰国のための渡航書」を発給してもらって日本へ帰国することができます。「帰国のための渡航書」は必要書類が揃っていれば、申請の当日又は翌日以降に交付されます。ただし、日本への直行便又は経由便でも経由地に入国しない(空港の外に出ない)便で帰国する方に限ります。

すなわち、ニューヨークでの滞在日数が少ない方は、パスポートの再発給の手続きをするよりも、「帰国のための渡航書」を申請した方がいいでしょう。

帰国便の日程変更はできるか?

もしも旅行の初日にパスポートを盗難・紛失し、帰国する日まで数日あれば「帰国のための渡航書」の交付をしてもらって、帰りの飛行機に乗れるかもしれません

でもたとえば、帰国予定の前日にパスポートがなくなって、しかもその日が土曜日だったらニューヨーク総領事館は交付業務をしていないので帰国便には乗れないです。

格安航空券の場合、日程の変更はできないのですが、ダメもとで航空会社に問合せしてみてはどうでしょう?

もしかしたら多少の手数料を払えば帰国便の日程を変更してもらえることがあるかもしれません。

ダメな場合は「帰国のための渡航書」が発給された時点で帰国の航空券を買い直してください。

いずれにしても、日本への帰国には必ず直行便、または、渡航書で入国可能な国(カナダ、韓国)での乗り換えで帰国する便を選ばなくてはいけません

ほんとにがっかりですね。

でも、とにかく日本に帰ることにフォーカスして前向きに手続きを進めましょう。

それでは、「帰国のための渡航書」を発給してもらうための手続きについて説明します。

「帰国のための渡航書」の発給に必要な書類

「帰国のための渡航書」の申請に必要な書類は、領事館で記入する書類と、前もって用意して行く書類があります。

領事館で記入する書類

(1)渡航書発給申請書 1通

(2)紛失一般旅券等届出書 1通*
パソコンやスマホでPDFをダウンロードしてプリントし記入したものを提出することも可能です。
 「パスポート申請書ダウンロード」「紛失一般旅券等届出書」

持参する書類

(3)写真 2葉(申請日より6か月以内撮影・サイズ縦4.5cm,横3.5cm)
写真規格詳細説明「旅券用パスポート提出写真についてのお知らせ」

(4)ポリス・レポート 1通(証明書が交付されなかった場合、届出番号「Complaint Number」のみでも可)

(5)戸籍謄(抄)本 1通(6ヶ月以内に発行されたもの)
又は身分証明書(いずれか)•運転免許証 •住基カード(写真付)•保険証(健康保険・国民健康)•学生証・社員証・公的な資格証明書等の写真付身分証明書

(6)米国滞在資格を確認する書類=ESTA(電子渡航認証システム登録情報)番号 

(7)航空券(Eチケットまたは航空券予約表=搭乗者名・帰国日・便名の記載があるもの)

なお、「帰国のための渡航書」の発給にかかる手数料23ドルを現金で用意しておきましょう。(現金のみでしか支払いできません。)「2019年度発給手数料」

さて、5番目の身元が確認できる書類は何か持ってますか? 持ってきてない場合はどうしたらいいのでしょう?

身元が確認できる書類が何もない!どうしよう?

もしも、パスポートのコピーを持っているのであれば、それでいいかどうかニューヨーク総領事館に問い合わせてみてください。

他に何も無いのであれば、日本にいる家族や友人に連絡して、戸籍謄(抄)本を発行してもらって、ニューヨークの滞在先に送ってもらいましょう。

国際EMS便とか、Fedexとかを利用すれば2、3日で届くはずです。

それも待てない場合は、FAXとか、画像をネットで送ってもらうというのでもOKかどうか領事館に尋ねてみてください。

とにかくあきらめないで交渉してみましょう。

ニューヨーク総領事館の場所

Consulate General of Japan in New York
在ニューヨーク日本国総領事館
299 Park Avenue, 18th Floor, New York, NY 10171
(パークアベニュー、48丁目と49丁目の間の東側にあるビルの18,19階)

電話(代表): (212)371-8222
(電話取次時間: 土日及び休館日を除く午前9時30分から午後5時30分。但し、緊急の場合は24時間対応)

なお、ニューヨーク総領事館に入るにはセキュリティー・チェックのため、身分を確認できるものを提示するように言われます。

こういうものを持ってなければ、クレジットカード、旅行代理店が発行した旅程表など自分のことが記載してあるすべての書類を持って行ってみてください。

領事館に入れなければ何もできません。事情を丁寧に話して入館させてもらいましょう。

ニューヨーク総領事館の業務は平日だけ!

パスポートを失くしたらすぐにでも再発行の手続きをしたいのですが、ニューヨーク総領事館は業務時間外の受付をしてもらえませんのでご注意ください。

また、アメリカの祝祭日も休みになります。

[ 領事部・パスポートの申請 窓口時間 ]
午前9時30分から午後4時 (土日、休館日を除く月曜日から金曜日)
領事部直通電話: (212)888-0889 FAX: (212)755-2851

盗難など犯罪に巻き込まれた場合は、代表電話が24時間対応になっていますので電話してみてください。

ニューヨーク総領事館 電話(代表): (212)371-8222
(電話取次時間: 土日及び休館日を除く午前9時30分から午後5時30分。但し、緊急の場合は24時間対応)
FAX(代表): (212)319-6357

ニューヨークでパスポートは持ち歩くべきなのだろうか?

ここまで見ていただいた方は、パスポートを失くしたらどんなに大変で面倒なことになるかをよくわかっていただけたと思います。

そこでここからは、海外では命の次に大切なパスポートを失くさない、盗まれないための心得と方法を説明します。

パスポートをなくしやすい場所

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ニューヨーク領事館によりますと、パスポートの再発給手続きに来る人たちの多くは、”パスポートをいつの間にか失くしていた”というケースが多いということです。

だから必ずしもすられたり、置き引きされたり、強盗にあうなどの事件によってパスポートを失くしたわけじゃなく、どこかに置き忘れるとか、落としてしまうとか、本人の不注意による紛失という場合も多いと思われます。

失くす可能性が高くなるのは、パスポートを提示しなければならない場所。

ですからその場所ではパスポートに意識を集中して、注意力を高めて全力で気をつけることにしたら紛失を防げるのではないでしょうか?

次にリストアップする場所では必ずパスポートを提示します。

パスポートを提示したら、必ず返してもらい、安全なところにしまうことを確認するまで次の行動に移らないようにしましょう。

  • 日本・空港:搭乗手続き(チェックイン)
  • 日本・空港:出国審査
  • 日本・空港:免税店
  • 日本・空港:飛行機の搭乗口
  • 機内:入国審査用の書類を書く⇒飛行機を降りるとき、今一度パスポートがあるかどうか確認しましょう!
  • 外国・空港:入国審査(イミグレーション)⇒ここが最後です。

以上のポイントで、いちいちパスポートがあるかどうか確認しましょう。もし、なければ次の行動に移らないで、探しましょう!

ニューヨークの空港で入国手続き(イミグレーション)のためにパスポートを提示したら、しっかりと返してもらい、次の行動に移る前に手持ちのショルダーバッグやウエストポーチにしっかりとしまいましょう。

ここから先でパスポートを提示する場面はないので、しまっていいです!

なお、パスポートをしまってはいけない場所は、あらゆる場所のポケット、上着の内ポケットもダメです。上着を脱いだら失くす可能性があるからです。

バックパックは前掛けならOK。手提げバッグやキャリーバッグはダメです。(ひったくられるので)

さあ、スーツケースを受け取って、税関申告書を係に渡し、出口を出たら、もうすぐそこにニューヨークの街があると思って心が舞い上がるでしょうね。

でも、そのように足がつかない思いでウキウキしているあなたのパスポートを狙う人たちがすぐそこにいますよ!

空港は最もパスポートが盗まれやすい場所です。注意力を高めましょう!

ニューヨークの街ではパスポートを持ち歩く必要があるのか?

 

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私はニューヨークに3年間住み、旅行でも何度も訪れている経験上、パスポートを持ってニューヨークの街中を歩き回るのはおススメしません。

日本人の観光客はお金持ちだと思われているので盗難にあう可能性が高いからです。

だから、パスポートはホテルの部屋にある金庫に入れておくことをご提案します。

チェックアウトするとき置き忘れないでくださいね。

ホテルのフロントでも預かってもらえますけど、超高級ホテルなら別ですが、ホテルのフロントは必ずしも安全とは言えません。

間違って他の客に渡されてしまうこともあります。

ホテルの部屋に金庫がない場合や、ユースホステルなど他人との共同部屋に泊まる場合は持ち歩いた方がいいです。

また、ニューヨークでは飲酒が21歳以上とされ、バーやレストランで厳しく年齢チェックされる場合があります。日本人は特に若く見られやすいのでパスポートの提示が必要になることでしょう。

お酒を飲みたい場合はパスポートのコピーを持ち歩いてはいかがでしょうか?

パスポートを持ち歩く場合の心得

 

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パスポートを持ち歩く場合には、以下のことに注意しましょう。

  • 財布とは別のところに入れる
  • 首から下げて服の中に入れる
  • ポケットに入れない
  • パスポートは提示するだけ、預けない、渡さない
  • 提示したらすぐにしまう

万が一にそなえて、ニューヨーク旅行に持参するべき書類

とにかく、自分を証明する書類がないとパスポートの再発給手続きができません。

万が一の場合にそなえて、以下の書類をニューヨーク旅行に持って行きましょう。

  • 戸籍謄本または戸籍抄本 1通。
  • パスポートのコピー 1枚
  • 運転免許証・健康保険証・学生証・社員証など写真付きの身分証明書
  • パスポート用証明写真(縦45mm × 横35mm) 2枚

なお、これらの書類も盗まれたら意味がないですから、現金やパスポートとは別のバッグやケースなどに入れて持って行きましょう。

まとめ

ニューヨークでパスポートを失くしたら、慌てずにその場でニューヨーク総領事館に電話をして相談してください。

次に最寄りの警察に届け出を出し、「ポリス・レポート」をもらい、パスポートの再発給手続きに領事館に行きます。

所定の手続きをとれば帰国することはできますが、予定通りに帰りの飛行機に乗ることは難しくなります。

海外ではパスポートは命の次に大切なものですから、細心の注意を払いましょう。

ニューヨーク観光ではパスポートを持ち歩かないで、ホテルの部屋の金庫に入れておき、パスポートのコピーを持ち歩きましょう。

どうしても持ち歩く場合は肌身離さないでください。

どうかこの記事がニューヨーク旅行前にみなさんに読まれることを願っています。

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